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ALFA GTV 3.0 RHD 吹けない/白煙吐き事件について


1999/10/28


イルさんに続き、むらおかさん、Koshioさんと、連続してALFA GTV 3.0 RHD初期型に 白煙吐きまくりで、エンジンが吹けないというトラブルが発生しました。
このうち、イルさん号はコーンズの対処によってとりあえず症状が治まっています。
コーンズではどのような対処をしたのかについて、同じ初期型RHDの私のマシンと比較して述べます。

この写真の撮影後、隊長がコネを使ってFAJに確認したところ、次のようなことが分かりました。

FAJには、「技術者には各工場での説明が統一されていなかったり、対応がまちまちなのは オーナーの不安をあおる一因ではないのか? 今回の説明を、全国どこの正規ディーラーの工場でもできるように 通達してほしい」と訴えておいたそうです。

確かに、イルさんのときには、この不具合がオイル交換直後に発生し、なおかつオイル量はMAXになっていたとのことですから、 オイル量を減らせばよいのかもしれません。そもそも、GTVもオイルゲージはかなりアテにならないそうですし...
また、コーンズではオイルフィルターも同時に交換したら、マニュアルで6.5L(LHDでかなりちゃんと抜いても6.5Lだったそうです)のところ7L入ったと言ったそうです ので、オイル量が多かった可能性は高いと思われます。
しかし、コーンズではFAJに打診したときにオイル量のことは何も言われなかったとか...うーんFAJ。
ちなみに、コーンズにこのFAJの見解を伝えたところ、 コーンズとしてはオイル量管理だけでは対処できないと判断しているそうです。

仮にオイル量の管理でなんとかなるとしても、、そんなにこまめにオイル管理しなきゃいけないのも困りますね。
それに、なんで156は途中から対策されたのかも不明です。
また、エアフロに付着してしまったオイルのせいでフケなくなるという話だったのですが、 FAJのパーシャルぎみに開ければ安定するというのは疑問です。
とにかく、FAJにはちゃんとした対策やディーラーへの通達を望みたいですね。


撮影データ: MAX 2号(Nikon CoolPix950)



ボンネットを開けられた二台の3.0 RHD 初期型GTV。
手前のイル号は、慣らし終了後、7000rpmまで回した瞬間に白煙を吐いて、3,000rpmくらいまでしか吹けなくなってしまったそうです。
奥の木村号は、1000kmそこそこで慣らしを終了して、全開で走ることもしばしばながら、そのような症状は 起きていませんが、いつ同様の事件に遭遇するかと考えると、夜も眠れなくなります(^_^;。

未対策の木村号のエンジンルーム。ずらり6本並んだ美しいインテークの右側から出ている黒いパイプに注目。ヘッドの「24V」の右下ですね。これがブローバイです。
ブローバイのパイプは、すぐ右側にある太い黒いパイプ(エアクリーナーからエンジンの吸気との間)に繋がっています。

156(超初期型はGTV RHDと同じで対策されていない)と同じように156の部品を使って対策されたイル号のエンジンルーム。
ブローバイから二股に分かれ、一方はエンジンの左奥に向かっています。


未対策のブローパイ付近。パイプは一度上を向いてから、エアクリーナーからの太いパイプに繋がっています。
ブローバイは、そもそも排気側にあるもので、未燃焼のガスを再び吸気に戻して完全燃焼に近づけてやるためのものだそうです。
コーンズの説明によると、エンジン全開にしてからアクセルを急激に戻すと、吸入エアのラインに負圧が生じて、 ブローバイからきれいなオイルを吸引してしまうとのこと。これがエアクリーナーの方に落ちて行き、 エアフローメーターに付着するため、回転が上がらなくなるそうです。また、オイルがエアに混じって 入って燃えるため、白煙を吐くとのこと。未対策品でもパイプが上を向いているのは、この症状が 発生しにくくするためだそうです。
太いパイプを外してみて、このあたりにオイルが付着していたら要注意です。


対策されたブローバイ付近。パイプは二股になっており、別の方に引き込まれるようになっています。
ここにはありませんが、二股の先をオイルキャッチャーにしてしまうという手もあるそうです(GAP 村嶋さん談)。

未対策品では、エンジンの後ろ側はこうなっています。


対策されたものでは、ブローバイからきているパイプが、二股になってここに入るようになっています。
以上の二股構造が、156と同じになっているというわけです。
ところで、ここって何?


156の部品を使って対策を施すと、ボンネットの裏側に当たるため、このように削れてしまいます。
また、エアの流入量が変化するため、アイドリングが安定しないなどの弊害が出る可能性があるとのこと。ただし、イル号では大丈夫だそうです。

というわけですが、むらおかさん情報だと、ブレーキペダル付近のコネクターも怪しいといった 話もあり、これが唯一の原因かは分かりませんでしたが、その後むらおか号がまたまた白煙を吐いたところからして、やはり問題はコネクターではなさそうです。
また、156の2.5L 190psより絶対的にパワーのあるGTV 3.0L 220psでは、この対策をしても完全には直らない可能性があるそうです。
しかし、負圧が発生したからって、ブローバイからオイルまで吹き出すもんですかね?
なお、後から確認したところ、3.0 LHDでは、ブローバイ→エアフロへのパイプはRHDと同じく1本。しかし、 エアフロの太いパイプの裏側から、さらに1本のパイプがエンジンにつながっていることが分かりました。 つまり、コーンズで改修されたものや、156V6と同じく、負圧を逃がす方法ではないかと思われます。
RHDになってこの方法が取られなくなったのは、フライバイワイヤーの制御によりその必要がないということだったのかもしれません。


話が暗いので、せめてイル号のカッコいいリップスポイラーをご覧あれ。

17インチのテクマグホイールに45のPirelli P7000を履いています。うーん、カッコイイなあ。

横から見ると、さすがGTV用だけあって、結構張り出していますねえ。

そう言うわけで、イマイチはっきりしなくてナンですね。私は事前に対策をしてもらうことも検討した のですが、もう少しあちこちで調査が進んでからの方がよいような気もしてきました。
同様の問題が起きたときには、まずは資料を元にして、ディーラーに交渉することができればと思います。


追加(2000/5/23)
この報告の直後、12ヶ月点検時に上記内容をディーラーに報告し、チェックをしてもらいました。
結論から言うと、ブローバイに油の付着した跡もなく、特に問題なかったとのこと。 ALFAはクルマによる差が激しいこともあって、個体の問題ではないかということでした。
ほっ。とりあえず私のGTVは大丈夫だった...と思ったのもつかのまでした。
2000年4月30日の朝箱に参加途中の東名高速道路で、元気いっぱいの R34 GT-R が来たので、追い越し車線 に移動し、ふふふっと加速して追いつこうとしたとき、ふと後ろを見ると...ででいました。白煙が...。
この日、3度ばかり白煙を吹きましたが、いずれも急な加速時にある程度の時間全開を続けたときに 再現しました。ちょっとだけアクセルを戻して加速を鈍らせ、すぐにアクセルを踏み直して パーシャル状態にしたところ、特に吹けなくなるといったことはありませんでした。
やはり、オイルが多めに入っていることが問題なのだと思います。対策としては、オイルは少なめにすること、 万が一白煙を吹いても、アクセルは一瞬だけ戻すようにすればOK...だと思います。
うーん、後でブローバイの中見てみよう...


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